無料セミナーの裏側
夏休みに専門学校や短大などが主催する無料セミナーや料金が安い講習会などに参加された方も多いかと思います。
恐らく、1度や2度は、その学校の入学説明やオープンキャンパスに付き合わされた方もいたかもしれません。
もしあなたが、
こういう無料セミナーを利用して現役合格しようと考えているのなら、その考え方は改めた方がいいでしょう。
それは、なぜかというと・・
「乞食の根性」を植えつけられるからです。
あなたは、
誰が置いたか分からない飲み物が「自由にお持ちください」をいう貼り紙と一緒に、公園のベンチにあったとして、
その飲み物を飲みますか。
「何でベンチに置いてあるんだ?」「怪しい」「毒が入っているかもしれない」
そう考えませんか?
「頑張って合格してね」とは言っても、無料で勉強を教えている本当の目的は、あなたの合格ではなく、あなたやあなたのお友達がその短大や専門学校に入学が目的なわけです。
ザックリとした話ですが、今年の夏は暑かったから、無料の講習会が行われていた時間帯もエアコンはフル稼働していたと思います。
その校舎の電気代って考えたことありますか?
エアコンの他に場所によってはエレベーターもありますから、因みに、小さな校舎の電気代でも1ヶ月100万円くらいは掛かっています。
それが無料というのは明らかにオカシイ話ですし、ベンチに置いてある「怪しい飲み物」と同じくらいに注意しなければならないということです。
テキスト1冊にしても、自分のお財布からお金を出して買うから「無駄にしてはいけない」という気持ちが生まれ、きちんとした姿勢で公務員試験に向き合えるのではないでしょうか。
現役合格を目指す人は少ない分だけ、周囲に流されず自分をしっかり持つ必要があると思います。