夢は公務員!
それは絶望を意味するのか?
昔から若いのに公務員を目指すなんて、夢がない。
こんな話を聞いたことがないだろうか。
もし、こんなことを話している大人がいるとしたら、その人にこそ現実を見るべきだと申し上げたい。
今や大企業に就職したとしても、未来は安心ではない。就職先として一番安心と言われている銀行ですら、ずっと続く低金利や支店の閉鎖で大規模なリストラが始まっている。
だから公務員になった方がいいと言うわけではない。
公務員になるという選択は、夢がない、挑戦意欲がないという選択ではないことを申し上げておきたい。
今の日本は、課題が山積だ。
少子化、地方経済の衰退、労働者不足・・・
これらの問題に直接当たっていくのが公務員なのだから、昔のイメージをそのまま当てはめている人がいるとしたら、それは明らかな間違いだということだと思う。