9月の試験は今、真っ盛りですが、お話は来年の試験を目指す人向けのお話し。
国家総合職が史上まれに見る低倍率
数字はウソをつきませんから、確かにそうなのかもしれません。霞が関の勤務は確かにブラックと言われても仕方のない部分もあるでしょう。
ただ、それが地方公務員全般に言えることかと言うと、決してそうではありません。むしろ地方公務員の試験は新卒、経験者、就職氷河期世代など、幅広い年齢層の募集をしていて、人気は相変わらずです。
危うい・・新卒の社会性欠如
コロナ禍でもっとも影響を受けているのは、おそらく今の大学3年生でしょう。特に都市部に通う文系学生の影響を大きいと思います。
キャンパスの閉鎖は1年以上、授業はリモートで、新しい友人関係も希薄、都市部の主要なアルバイト先である飲食店は軒並み休業、アルバイトで稼ぐこともできず、金銭的にも苦しいなか、追い討ちをかけるように就職活動が始まる・・・
ところが2年にも及ぶ自粛生活を経て、実際に就活を始めようとすると、どこかいつもと違う自分に気がつく。
体が鈍っているように、会話が、コミュニケーションにズレが生まれる。応募したインターンシップや説明会のエントリーが先に進まない。。人とリアルに接触してコミュニケーションを取らないうちに社会性が欠如していくことに気がつく。
そう言う意味においては中途採用を目指す人、社会人はチャンスなのかもしれません。
危機的なのは、大学生だけではありません。現役合格を目指す高校生にもその影響は出ています。もし、来年の試験を受けるなら特別にプログラムをご用意しています。